親御様の敷地に建てる30坪2階建の住まい O様邸
2012年 04月 05日
今週は前回の続きのO様邸のコンペプレゼンテーションをレポートいたします。
早速、提案されたプレゼンテーションを見てみましょう。
まずは、
コエタロデザインオフィスの阿川先生のプレゼンテーションとなります。
間取りのご要望、敷地環境を理解した素晴らしいプランニングでした。
特に玄関まわりの収納の充実、
主寝室とお子様の部屋を程良くつなぐWIC、
WIC部を利用した無駄のないロフト階段の配置、
気持ちのよさそうなバスコート提案。
収納アイデアと間取り配置でO様のご要望をすべて備えた完璧なプランニングでした。
外観もご要望に添ったカワイさのあるシルエットにまとまっております。
続きまして2番目は、
山田建築研究所の山田先生のプレゼンテーションとなります。
大胆に中庭を設けた驚きのある提案でした。
お施主様の「おもしろさのある住まい」という言葉にならない要望を、
中庭という形で提案して頂きました。
細長い敷地の特性を活かし、2階部分もバスコートという形で中庭を利用しました。
今後の打合せに期待を感じさせるプランニングでした。
最後は、
GOOG建築設計室の後藤先生のプレゼンテーションとなります。
最後の提案は、言うなれば前の2名の折衷案のような提案でした。
住まいのアクセントとしての中庭を配し、
それでいてLDKは広く1まとまりの空間として配置し、
2階の居室と収納もスッキリ且つタップリと確保ができております。
ダイニングテーブルと横並びのアイランドキッチンが特徴的な、
また1つ面白い提案でした。
今回も3者3様のコンペプレゼンテーションとなりました。
現在はO様に選ばれた建築家とプランの打合せが続いております。
私もこのブログを書きながら当初のプランニングを久しぶりに見ましたが、
コンセプトこそ変わっておりませんが間取り自体は随分と変化しました。
今では間取りも落ち着き、照明やキッチンの打合せ、細かなタイルのカラー選びと、
悩み楽しみながら打合せを進めております。
コンペは建築家さんを選ぶ1つのイベントのようなものです。
その後はお選びいただいた建築家と再度じっくりと間取りから確認していく
打合せがスタートします。
今後、コンペをお受けになられる方もそこからスタートする建築家さんとの打合せを
イメージして建築家選びをしていただければ間違いのない建築家さんを
お選びいただけると思います。
注文住宅ならベルクハウス